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プロフェッショナル仕事の流儀(3月28日)本木雅弘の内容ネタバレと感想

テレビ番組

今回の仕事の流儀は、本木雅弘さんでした。本木さんが密着取材を受けたのは今回が初めてなのだとか。2019年秋から半年にわたり、密着取材が行われました。これは、神回確定ですかね?
 
 
この記事では、3月28日に放送された「プロフェッショナル仕事の流儀」の本木雅弘さんの内容ネタバレと感想について、お伝えいたします。

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プロフェッショナル仕事の流儀(3月28日)本木雅弘の内容ネタバレ

本木雅弘さんの人物像

1965年、埼玉県桶川市の生まれで、奥手なのにどこか目立ちたがり屋な少年でした。
 
 
流行の学園ドラマに憧れていましたが、ほとんど稽古することなく16歳で、デビュー。
 
 
「シブがき隊」のメンバーとして瞬く間にトップアイドルに上り詰めますが、本木さんは不安だけが膨らんでいったのだそう。22歳でシブがき隊は解散し、本木さんは事務所を退社、役者として生きる道を選びました。初の主演映画「シコふんじゃった」は大ヒット、彼の出世作となりました。また男性では異例となるヌード写真集を発売したり、紅白歌合戦におしり丸出しの服装で登場したり、斬新なパフォーマンスが話題となりました。
 
 
「唯一無二の存在になるためにどんな捨て身もいとわない」
 
 
当時を振り替わり本木さんはそう語りました。

演出にこだわる男

本木さんは役者としての人からの見栄えにものすごく気を使っています。
 
 
自宅で台本を読むのを取材された時には、
 
 
「横顔は極力左から撮ってほしい」
 
 
といい、自身がCMをするお茶「伊右衛門」のラベルがカメラにしっかり打つように置いています。スポンサーへの配慮も抜かりがないです。
 
 
また本木さんのメイクは時間がかかることで有名です。ほかの俳優より30分以上早く現場の入るのが本木さんの常でした。

「麒麟が来る」斎藤道三役の裏話

NHK大河ドラマ「麒麟が来る」の撮影現場でも取材が行われました。NHK大河への出演は「徳川慶喜」以来で、22年ぶり。
 
 
本木さんは、「麒麟が来る」に出演していますが、彼がドラマの中で演じる斎藤道三は、どちらかというとわき役で悪役。わき役、悪役を演じることが少ない本木さんですが、今回、悪役に挑むことで新境地を見出そうとしているのだとか。
 
 
本木さんは、斎藤道三をうまく演じきれない、と悔しがっていました。
 
 
斎藤道三は、時にもろさを垣間見せる、人間味あふれる悪党。
 
 
道三が絡むシーンでは、本木さんの依頼で何度も撮り直すこともありました。
 
 
「マムシと呼ばれていた道三の狡猾さを表現してほしい」
 
 
そう言われたシーンでは、本木さんは悩んだ末、マムシっぽい仕草をすることにしました。
 
 
「2万の兵に勝てるとお思いか?」
 
 
道三を演じる本木さんは、セリフのあと舌を出し、イジリー岡田さんのように左右にぺろぺろしています。ペロペロ。現場は爆笑の渦に包まれます。
 
 
その後のセリフを何事もなかったように続ける本木さんでしたが、ペロペロのシーンはカットされましたw

本木雅弘さんと樹木希林さん

29歳で内田也哉子さんと結婚した本木さん。義理の母となった樹木希林さんから受けた影響は、計り知れないものだったそうです。
 
 
本木さんは30歳になり、芸能生活に限界を感じていました。今までは無謀さだけで乗り切ってきましたが30代になりそれがだんだんと通用しなくなっていきました。
 
 
本木さんは、そんな自分を否定しながらも血を流すように、役を演じ続けました。
 
 
が、「自分は偽物」という思いが頭から離れませんでした。本木さんは絶望の淵にいたのです。
 
 
「もっと楽に生きたら?」
 
 
樹林さんのその一言で、本木さんは救われたと言います。何事にも動じない樹林さんだからこその重みがある言葉だったのでしょう。
 
 
息苦しさが消えたわけではありませんでしたが、本木さんは考え方が変わりました。
 
 
「あがき続ける自分を受け入れよう」
 
 
樹林さんは生前、あがき続ける本木さんのことを笑いながらこう語っていました。
 
 
「悩んでるのが好きなのよ」

番組の〆はなぜかバンジージャンプ

本木さんは、いまでもあがき続けています。少しでも前に進もうと。
 
 
「次に進む前にどうしてもやっておきたいことがある」
 
 
取材も最後となり、そう語る本木さんは、バンジージャンプに初挑戦。
 
 
自らカウントダウンした本木さんは、まったくビビらず、華麗に落ちていきました。

本木雅弘にとってのプロフェッショナルとは?

番組の最後に、本木雅弘にとってのプロフェッショナル論が語られました。
 
 
本木「プロフェッショナルっていうのは多分、プロであることを疑い続けることなんじゃないですか?
 
 
何事においても“プロフェッショナルになりたい”と思い続ける途上の存在でありたいなと思う」
 
 
と語りながら、本木さんはもう芝居のことを考えているようです。
 
 
「もっとこう、足元から踏み込めるとよかったかなぁ」
 
 
斎藤道三の演技を振り返り、反省する本木さんなのでした。

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プロフェッショナル仕事の流儀(3月28日)本木雅弘の感想

いやーやはり神回でしたね!何故最後にバンジーをやったのかは不明ですがw
 
 
本木さんは役者歴30年以上。にも拘わらず、いまだに演じ方に悩んでいらっしゃる。貪欲な彼は、どんなに高みに来ても満足することは無いんじゃないですかね?
 
 
そのストイックな感情を、俳優としての本木さんをよく知る、香川照之さんがスポーツに例えていました。それがとても絶妙で、本木雅弘さんの人物像がすっと僕の頭の中に入ってくる感じ。香川「彼はね、欲望の距離が遠いんですよ。彼は、ボールを700m投げたいと思っている。でもどこまでいっても120mしか投げられない自分が悔しいんだと思う」
 
 
香川さんの語彙力凄すぎ!

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プロフェッショナル仕事の流儀(3月28日)本木雅弘の口コミ

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