2020年1月2日の夜11時30分から「忘却のサチコ2020新春スペシャル」が放送されました。
名誉ある文学賞・芥山賞にノミネートされた美酒乱先生が、発表当日に幸子を誘って新作の取材の為に神戸へ!
2人は無事に賞の発表までに東京に戻れるのか?幸子が「最難関のミッション」に挑みます。
この記事では、「忘却のサチコ2020新春スペシャル」のネタバレあらすじと感想について、お伝えいたします。
忘却のサチコ2020新春スペシャルのネタバレあらすじ
神戸への取材
神戸の串カツ屋台で、色々な串カツを堪能していた佐々木幸子は、スマホのアラームに気がつく。
我に返った幸子は、作家の美酒乱香とはぐれてしまっていたことを思いだし慌てて探しに廻る。
しかし、どこを探しても見つからず途方にくれる幸子なのであった。
その1ヶ月前、編集会議が行われており幸子は見事な仕事っぷりを見せている中、幸子のスマホが鳴る。
電話に出た幸子は、担当作家の美酒乱が芥山賞にノミネーれたという報告を受けるのだった。
美酒乱の元を訪れた幸子は、そのことを報告すると、美酒乱から神戸の取材旅行に誘われる。
芥山賞発表当日ということもあり難色を示す編集長だったが、管理を完璧にすると約束し許可を貰う幸子であった。
ダブルブッキング
許可を出した編集長だったが、幸子の同僚の橋本や岡田から美酒乱の女癖が悪いことを聞き心配していた。
その時後輩の小林から声をかけられた幸子は、一緒に神戸でデートして欲しいと頼まれるのであった。
小林の担当作家である、ジーニアス黒田から神戸デートの取材をしてきてほしいと説明を受ける。
担当の美酒乱の取材とダブルブッキングになってしまうと、一度は断る幸子に必死に頼み込む黒田だった。
すると幸子は、美酒乱と黒田の2大書き下ろしが企画になると考えると、その依頼を受けるのだった。
大忙しの神戸
神戸に着いた幸子と美酒乱は、早速資料集めのために街の散策を初めると、幸子のスマホのアラームが鳴る。
幸子は暫く自由行動にすると美酒乱に告げると、急いでコインロッカーへ行くと小林とのデートの場所へと向かうのであった。
黒田のイメージに合わせたコーディネートで現れた幸子を見た小林は、その可愛さにドキドキしてしまう。
ある程度デートをした幸子は、美酒乱の元へと戻らなければと急いで着替えて戻っていく。
昼食の時間になり、神戸牛を食べに来た幸子たちは、その美味しさに感動し、幸せな時間を過ごすのだった。
幸子へ好意を抱いている美酒乱は、芥山賞を受賞したらデートに誘われるが、興味がないと断られるのであった。
観覧車での告白
美酒乱と小林の間をいったり来たりと忙しくしていた幸子だったが、美酒乱を囲う大勢のファンに気がつく。
すると幸子は、勝手な読唇術からファンの相手をすると読み取った幸子は、美酒乱から離れていくのだった。
小林の元に戻ってきた幸子は、次の予定である観覧車に乗ることになったのだが、黒田の取材ノートには観覧車で告白と書かれており、それを見た小林は急に緊張してしまうのだった。
観覧車に乗り、幸子の元カレである俊吾のことを聞いた小林は、勇気を振り絞り告白をするのだった。
しかし鈍感な幸子は、小説の中のセリフだと勘違いし、小林の告白は見事玉砕してしまうのだった。
美酒乱の本音
すっかり美酒乱と別行動を取ってしまった幸子は慌てて連絡を取るが、連絡がつかなくなってしまう。
慌てて探し廻るも、串カツの屋台に惹かれてしまった幸子はすっかり夢中にやってしまうだった。
すると有馬温泉にいると美酒乱から連絡が入り、慌てて向かう幸子と小林だったが、帰ることを拒否する美酒乱であった。
その夜、美酒乱はノミネートに関して自分の実力以上の評価だと感じていることを告白する。
さらに落選したときに、立ち直れない気がして結果を聞くのが怖いのだと話すのだった。
美酒乱の実力
そこまで聞いた幸子は、美酒乱の実力を高く買っていることや、ここまで来たのも実力なのだと励ましの声をかける。
そして、これからも美酒乱の書いた純文学が読んでみたいと告げると、やる気を取り戻した美酒乱であった。
そして、美酒乱はしばらくこの宿で籠って原稿を書くと決めると、差し入れの買い出しに出かける幸子だった。
その帰り、聞き覚えのある声がオカマバーから聞こえてきて、目をやった幸子は、店員として働く俊吾を発見する。
軽く挨拶を交わす2人だったが、幸子は急な俊吾に心を乱されてしまい、忘却のため食事どころを探していた。
すると一件のお好み焼きを見つけ、そこでそば飯を注文するのだった。
忘却のそば飯
目の前の鉄板で調理されるそば飯に心を奪われていた幸子は、俊吾とのことを思い出していた。
しかし、出されたそば飯を一口食べるとその美味しさに手が止まらなくなってしまう。
そして、完食した頃には俊吾のことはすっかり忘れることに成功するのであった。
その頃宿では、美酒乱と小林は幸子への愛を諦めきれないことをお互いに話し合っているのであった。
翌日笑顔で東京へ帰った幸子は、気分を新たにさらに仕事に打ち込むのであった。
忘却のサチコ2020新春スペシャルの感想
毎回忘れるためのご飯を食べている幸子でしたが、今回は神戸編ということでやっぱり神戸牛がでてきました。
ステーキやハンバーグだけでなく、パンなどもとても美味しそうで神戸という街にかなり興味がでてきました。
最後に現れた俊吾が「また」と言っていたように感じ、これからまた何かありそうな終わりかたに続編を匂わせる展開となりました。