ドラマ「ゆるキャン」は、あfろ氏による漫画「ゆるキャン」原作で、実写ドラマ化となります。キャンプの知識や経験が豊富な女子高生で、主人公の志摩リンを演じるのは、女優の福原遥さん。
第10話では、長野県の陣馬形山キャンプ場へ向かう道中、またしても通行止めに遭遇するリン。しかし、大垣のおかげで無事にキャンプ場にたどり着いたリンは、急いでテント設営を済ませる。展望台から伊那の夜景を眺めた後、リンは夕食の準備にとりかかる。
今回は、「ゆるキャン」第10話のネタバレあらすじ、感想について、お伝えいたします。
ゆるキャン10話のネタバレあらすじ
陣馬形山キャンプ場
長野のキャンプ場へ向かう途中で、温泉に立ち寄り、そこで寝過ごしてしまった志摩リン。暗くなった山道をキャンプ場へと急ぐ。
すると、まさかの通行止めの看板が目に入る。迂回路などをナビで調べてみるが、それではあと3時間以上かかってしまう。
成すすべがなくなり、とりあえず各務原なでしこに現状を報告するリン。そのとき、リンのスマホに電話がかかってくる。出てみると、野クル(野外活動サークル)の大垣千明だった。
なんでも、千明が言うには、その看板は業者が忘れていっただけで、そのまま通っても大丈夫だと言う。
半信半疑だったが、千明の言葉に従ってみるリン。愛車のビーノを押していくと、なんとか陣馬形山キャンプ場へとたどり着くことができた。
なでしこと千明に到着した報告と感謝の連絡をして、早速、テントの設営にとりかかる。だが、手がかじかむやら、風が強いやらでなかなか、テント設営が進まない。
悪戦苦闘の末、やっとテント設営も完了する。そして、山の上の展望台へと向かうリン。そこには、伊那の街を一望できる夜景の一大パノラマが広がっていた。その夜景の壮大さに圧倒されるリン。
落ち着いたところで、腹ごしらえの準備に取り掛かる。ホットサンドメーカーで肉まんをプレスして、カリッとした食感がうれしいキャンプ飯を、リンは堪能したのだった。
旅下手なリン
キャンプ場への道中で出会った山ガールのお姉さんにもらったほうじ茶が意外と肉まんに合うことを知るリン。
今日は、通行止めに2回も立ち往生をして、改めてソロキャンの厳しさに打ちひしがれ、自らの旅下手さ加減に嫌気がさす。
そんなことをぼんやり考えていると、リンのもとに千明から電話がかかってくる。さっきの通行止めは、車で通ったときに同じようなことがあったのでわかったのだという千明。
話題は変わり、本題を切り出す千明。今度の野クルで行う予定のクリキャン(クリスマスキャンプ)にリンも来ないかという誘いであった。
あくまで、ソロキャンにこだわるリンは、これにあっさり「遠慮しとく」と即答する。
そのあと、親友の斎藤恵那が野クルのクリキャンに参加することを知るリン。恵那からもみんなで行くキャンプも楽しいのでは、と誘いを受けてしまう。
そして、千明のもとにリンからメッセージが届く。「さっきのキャンプ、考えとく」とソロキャンパーのリンなりに、精一杯の意思表示である。
これを見て、リンの気持ちがうれしく、ちょっとホッコリした千明だった。
酔っぱらいのお姉さん
クリキャンに向け、野クルは、今回参加することになった恵那を交えて、校庭で焚き火をしながら、会議を行う。
野クルのリーダー・千明が、日程は決まったが、場所は富士五湖周辺ということだけしか決まっていないという。
なでしこは、真っ先にお菓子はいくらまで持ってきていいんですかと質問し、好きなだけもってこいと千明に許可をもらう。
そして、今回初参加となる恵那は、父親に寝袋を買ってもらったと言って、スマホに注文した寝袋の画像をメンバーに見せてやる。
見てみると、それは定価5万円もする高級寝袋であった。メンバー一同は、驚きを隠せない。
野クルやリンが通う本栖湖高校に赴任したばかりの鳥羽美波。鳥羽は、部活動の顧問にはまだなっておらず、先輩教員からもぜひ積極的に参加するように言われてしまう。
そんな鳥羽は、いつも学校帰りにビール缶6本セットを買って帰り、それを飲みながら、海外ドラマを見るという、唯一の楽しみが失くなってしまうのではないか、と悩んでいた。
そんなとき、ふと校庭で焚き火をしている野クルが目に入ってくる。鳥羽は、慌てて校庭に出て注意する。
すると、千明は、許可は取ってあるし。れっきとしたサークル活動だと鳥羽に説明する。そのとき、丁度居合わせた先輩教師に、野クルの顧問を担当すればいいと言われてしまう鳥羽。
それを聞いた、野クルのメンバーは、やっと顧問がついたと盛り上がる。こうして、鳥羽は野クルの顧問になった。
さらにこのとき、なでしことリンで四尾連湖にキャンプに行ったときに出会った、酔っぱらいのお姉さんが、鳥羽であることがバレてしまうのだった。
ゆるキャン10話の感想
とうとう、次週であと2話まで来てしまった。キャンプブームのなか始まったゆるゆる系キャンプドラマ「ゆるキャン△」。
コミックが原作だが、すでにアニメ化され、大ヒット。その勢いをそのままに、深夜ドラマとは思えない盛り上がりだ。
4万に迫る、未だに増え続ける番組公式ツイッターのフォロワーからは、このドラマの評価の高さと、終わりを惜しむ声が多数寄せられている。
というのも、ドラマ化というと、多少の脚色やストーリーの変更などがあるものだが、このゆるキャンに関しては、そのキャンスティングに始まり、その細部に至るまで、原作やアニメを、かなりこだわって再現されている。
これぞ、ドラマ化の妙技とも言える。そして、元からのファンをひきつけつつ、新規のファンにもわかりやすく、演出が工夫されている。
今回は、最終話に向け、なくてはならない存在、グビ姉こと鳥羽美波が登場した。これがまた、役にハマっていて、実に面白かった。
まさに、アニメをみているような錯覚を覚える。この楽しさが終わるとなると、それはやはり悲しいものがある。
今のご時世、人混みを避けるような生活を日本では余儀なくされる状況である。実際に、行けなくとも、キャンプを行ったような気にさせてくれる癒やしのドラマが「ゆるキャン△」なのではないだろうか。
ゆるキャン11話のあらすじと予告動画
野クルメンバーとクリスマスキャンプをすることになったリン(福原遥)。キャンプ当日、野クルの顧問になった鳥羽先生(土村芳)と、予定の時間より早く今回のキャンプ場である富士山YMCAに到着した大垣(田辺桃子)と犬山(箭内夢菜)。二人は、キャンプ場近くの馬飼野牧場でジェラートを堪能する。
一方、リンとなでしこ(大原優乃)も到着し、焼きマシュマロをチョコビスケットに挟んだおやつを堪能。そして、まだ到着していない斉藤(志田彩良)からリンに意味深なメッセージが届く…。
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