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映画「エクスマキナ」のラストネタバレとあらすじ!感想も

洋画

視覚効果で迫ってくるSFスリラーです。
 
 
やはりいつかの将来、人工知能に支配されてしまったりするのでしょうか。そんな恐怖が芽生えます。
 
 
いつもは可憐なアリシアが、今回ばかりは不気味でもあります。
 
 
人間とAIの知能合戦の始まりです。

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映画「エクスマキナ」のネタバレあらすじ


世界最大手のブルーブック社は、検索エンジンで有名なIT企業です。26歳、家族も彼女もいないケイレブ(ドーナル・グリーソン)は、社内の抽選に当たって、ネイサン社長(オスカー・アイザック)の自宅に招待されることになりました。
 
 
ヘリコプターで山奥まで飛びます。「まだ着かないのか」と聞くと「2時間以上前から所有地に入っている」ということです(なんと広大)。
 
 
突然、開けた場所で降ろされ、川に沿って歩けば着くからと言われます。
 
 
そして一見プレハブ倉庫のような建物で、身元確認され、自動的にIDカードが作成されました。
 
 
おそるおそる中に入ると、近代的な設備があり、大きな窓からは外の景色が見えます(四方八方、大自然だけですが)。
 
 
社長のネイサンと対面です。名前で呼んでくれ、友だちになろうと言って、歓迎してくれました。
 
 
部屋がたくさんあります。ケイレブの持つIDカードで開く扉は自由に出入りしてよいということです。ケイレブの部屋は広々して高級感がありますが、地下のため窓がなく、閉塞感もあります。
 
 
この建物はネイサンの自宅兼研究所で、ケイレブにはミッションがありました。一切を口外しないようにと秘密保持の契約書にサインしろと言われます。
 
 
雲行きが怪しいというのか、帰りたくなってきたような気もしますが、ケイレブは優秀なプログラマーなので研究内容に興味も湧いてきました。好奇心に負け、サインしました。
 
 
説明によると、ネイサンが作ったAIロボットが知能を持つかを判定する、チューリングテストをしてほしいということでした。
 
 
<セッション1>人間型ロボットのエヴァ(アリシア・ヴィキャンデル)は、胴体が透けて見えて少々不気味ですが、そのクオリティには驚かされました。美しい女性の姿をしています。会話をしてみるとまるで人間そのもので、ケイレブの感想は”最高”でした。
 
 
その晩寝付けないケイレブがテレビをつけると、画面にはエヴァが映り、いきなり停電が起こり、自動でロックのかかった部屋から出られなくなりました。
 
 
翌朝ネイサンから、停電はよく起こることで、その時にはドアにはロックがかかるということと、キョウコ(ソノヤ・ミズノ)という女性が仕えているが、彼女は英語は全く理解できないからと聞かされます。
 
 
<セッション2>質問ばかりするケイレブに対して、エヴァは彼自身について知りたいと言います。ケイレブは両親を亡くしたことなど隠さずに話します。
 
 
「ネイサンは友だち?」と聞かれ、「そうだ」と答えたとき、また停電が起こりました。その時にエヴァはネイサンを信用してはいけないと忠告しました。
 
 
復旧するとエヴァは何事もなかった様子です。
 
 
その夜ネイサンに、停電中はどうしていたのかと聞かれますが、何も起こらなかったと嘘をつきます。
 
 
<セッション3>エヴァは時間をかけてじっくり選んだかつらや洋服を身につけ、どこから見ても人間、美しい女性の姿で現れます。ケイレブとデートする時にこれを着ると言います。
 
 
エヴァに惹かれていくケイレブは、相手を好きになるようにプログラムしているのかとネイサンを問い詰めます。恋をするかは興味があるという答えでした。
 
 
<セッション4>再び停電が起こった際に、なぜネイサンを信じてはいけないのかと聞くと、「彼は嘘をついている」とエヴァは言います。それから停電を起こしているのは自分だとも。
 
 
そしてやはり復旧すると何事もなかったように振る舞います。
 
 
<セッション5>ケイレブは次第にネイサンに疑いの目を向けていきます(=エヴァに惹かれていくということです)。
 
 
「今日は私があなたをテストする」とエヴァがたくさん質問をしてきます。そして停電を起こし、「私と一緒にいたい?」と聞きますが、ケイレブは答えられませんでした。
 
 
その晩、ネイサンはすでに新しいモデルを考えていて、旧型になるエヴァは初期化されることを聞かされます。
 
 
ネイサンが酔いつぶれて眠っている隙に、ネイサンのIDを使って部屋を探っていきます。エヴァの前にも複数のロボットを作っていること、彼女たちにひどい扱いをしてきたこと、キョウコもロボットであることなどがわかりました。何体ものロボットが保管されているのも発見しました。
 
 
もしかして自分もロボットだったりして?と腕を切りつけ、出血を確認して安心しました。
 
 
<セッション6>今日は最終日で、明朝迎えのヘリが来ると言われます。
 
 
ケイレブの合図で、エヴァが停電を起こします。「ネイサンを酔わせるから、今晩10時に停電を起こしてくれ」と、そして一緒に逃げようと言います。
 
 
しかしさすがにこのやり取りは、ネイサンも小型カメラで見ていました(セッションのたびに起こる停電を怪しまないわけはありません)。
 
 
そして、ケイレブの勧めるお酒を断り、このテストの本当の目的は、エヴァがケイレブを利用して脱走することは可能かを知りたかったんだと言いました。
 
 
そんな話をしているうちに夜の10時。停電が起こりました。

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映画「エクスマキナ」のラスト結末


ネイサンはすべてお見通しだよと言わんばかりに余裕でしたが、実は昨晩、”停電が起こったらすべてのドアが開く”とすでにケイレブは設定を変更していたのです。
 
 
エヴァが部屋を出た映像が映りました。
 
 
止めに入ったケイレブを殴りつけ、エヴァの元に急ぐネイサンですが、キョウコに刺されます(日ごろの扱いから、キョウコがネイサンを恨んでいたことは想定内です)。
 
 
キョウコを殴り、破壊します。しかしエヴァに止めを刺されました。
 
 
そしてエヴァは・・・ネイサンの部屋のロボットたちの中から、自分に合うパーツを選んでつけていき、”人間の姿”を手に入れました。
 
 
ドアをロックし、ケイレブを置き去りにし、外へ出ます。初めて見る外の景色。
 
 
ケイレブを迎えに来たヘリコプターに乗って、憧れていた街にたどり着きました。しっかりと歩き出すエヴァは美しい女性(人間)にしか見えません。

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映画「エクスマキナ」の感想


この手のSFスリラーは数多くありますが、登場人物がたったの4人の密室劇というのは珍しいのではないでしょうか。ハラハラし、見ごたえ十分でした。
 
 
ネイサンは女性のロボットばかりを作りました。とても歪んでいるように思えます。
 
 
人工知能の研究なんてやめましょうよと言いたいです。近未来が怖いです。今作で新たに、ロボットでも性別を作ってしまうと、人間と同じように恋心や駆け引きなども生まれるのかと不安が増幅しました。いや、でもここまではあり得ないですよね?

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