キャプテンアメリカのラストシーンは?ネタバレと感想

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極秘プロジェクト”スーパーソルジャー計画”とは何なのか。

正義感と愛国心の強いひとりの青年が超人血清の力でヒーローとなって戦い、そして海の底に消えていきます。彼に何が起こったのか。

トニー・スタークの父ハワードが、お馴染みの星条旗モチーフの盾を作ってくれました。

アベンジャーズ結成に向けて、着々とピースが揃っています。

キャプテンアメリカのネタバレあらすじ


第二次世界大戦まっただ中のアメリカ。

国のために戦いたいという心意気は人一倍なのに、身体が弱いために兵士の資格が得られないスティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)。何度も何度も志願しては、入隊を拒否されていました。でもどうしても諦められません。

そんなスティーブは、軍の科学者エイブラハム・アースキン博士(スタンリー・トゥッチ)にその正義感を認められ、軍の極秘プロジェクト”スーパーソルジャー計画”を持ちかけられます。

そしてSSR(戦略科学予備軍)管理施設で、こちらも天才科学者ハワード・スターク(ドミニク・クーパー)立ち合いの元、超人血清を注入されました。

スティーブの細い身体は、破壊されるのではないかというほどの衝撃に襲われます。立ち合ったSSR捜査官ペギー・カーター(ヘイリー・アトウェル)は見ていられません(強く美しいペギーと勇敢で心がきれいなスティーブはお互いに好感を持っています)。

耐えるスティーブ。

スティーブは鋼鉄のように頑強な肉体と人間の限界を超えたパワーを手に入れました。

超人”キャプテン・アメリカ”の誕生です。

※SSRはのちにシールドへと姿を変えます(ハワードやペギーが創設メンバーだったことがわかります)。

実験後、ヨハン・シュミット(=レッドスカル、ヒューゴ・ウィーヴィング)率いるヒドラの襲撃により、アースキン博士は殺されてしまいました。

スーパーソルジャー計画はここまで。

スティーブは戦場で戦うのではなく、軍のマスコットキャラクターとしてPR活動に就くことになりました。国民の戦意を高めるためとはいえ、その活動内容にスティーブは悩みます。

そんな時、スティーブの幼なじみで唯一無二の親友バッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)の部隊がヒドラに襲われたと聞き、スティーブは救出に向かいます(ハワードとペギーが協力してくれました)。

単身で乗り込み、ヒドラのアジトを壊滅させ、捕虜を生還させました。このことでキャプテン・アメリカはマスコットではなくヒーローとして認められ、これまで信用してもらえなかったチェスター・フィリップ大佐(トミー・リー・ジョーンズ)も手助けしてくれるようになりました。

スティーブは、バッキーらと共に精鋭部隊”ハウリング・コマンドーズ”を結成し、ヒドラの拠点を次々に潰していきました。

ヴィブラニウム製の、星条旗をモチーフにした丸い盾(この時点ではヴィブラニウム製とは語られませんが)とコスチュームがトレードマークになります。

バッキーを救出に向かった際に、スティーブはシュミット=レッドスカルを目撃していました。彼は未完成の超人血清を注入したことで、力は得たものの、頭部が赤くただれ骸骨のようになったのでした。

レッドスカルは、ベルギーの教会に隠されていたテッセラクト(アスガルドの王オーディンが地球に忘れていった設定らしいです)を奪い、アーニム・ゾラ博士(トビー・ジョーンズ)の協力を得、兵器に転用すべく実験をしています。

ヒドラとの戦いの最中に、バッキーが谷底に転落して行方不明になってしまいました。

深い悲しみにくれるスティーブですが、ヒドラの主要都市への爆撃計画を知り、再び立ち上がります。

いよいよレッドスカルとの直接対決です。

レッドスカルは、ニューヨークに向けて爆撃機を発射させました。乗り込んだスティーブと死闘の末、レッドスカルはテッセラクトに触れ、消えてしまいました(これは死んでしまったのか、別の時空へと消えたのか不明です)。

爆撃機を止めることはもうできません。スティーブはどうするのか。

キャプテンアメリカのラストシーンと結末


スティーブは自分ごと北極海へ不時着することを選択します。よぎるのは、ペギーとの果たせないダンスの約束でした。

やがて戦争は終わり、スティーブは生死不明のまま除隊となりました。

時は流れ、70年後の現代。

シールドがスティーブの捜索中にテッセラクトを発見しました。爆撃機も盾も、そしてスティーブも見つかりました。彼は氷漬けになっていたので、若さを保ったまま生きていました(目を覚ましてまず会話をした女性はシャロン・カーター、ペギーの姪、続編にも登場します)。

シールドの長官ニック・ヒューリー(サミュエル・L・ジャクソン)によって、70年も眠っていたことを聞かされ、”アベンジャーズ計画”に招集されました。

スティーブが、ペギーとのダンスの約束を果たせなかったと口にします。

キャプテンアメリカの感想


超人血清によってスーパーヒーローになったキャプテン・アメリカ=スティーブ・ロジャースとレッドスカルという悪者になってしまったヨハン・シュミット。心の清らかさによってどちらに転ぶかなのでしょうか。

この血清は『インクレディブル・ハルク』で登場する、ブルース・バナーが研究している血清と同じものです(そちらにもアースキン博士の名前が、偽名ですが登場しています)。

キャプテン・アメリカは強くて逞しくて勇敢でさらにイケメン。でもとても悲しい喪失の過去を背負っていたのですね。最愛の人(初恋?)も親友も失っていました。

挙句に70年が経過していますなんて言われたら、どうしたらいいのでしょう。シールドに協力するしかないですよね。

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