ドラマ「ゆるキャン」は、あfろ氏による漫画「ゆるキャン」原作で、実写ドラマ化となります。キャンプの知識や経験が豊富な女子高生で、主人公の志摩リンを演じるのは、女優の福原遥さん。
第9話では、一人長野のキャンプ場へと向かうリンのため、観光スポットを調べてナビをするなでしこ。すると、自宅に大垣がやってくる。見舞いにと持ってきたほうとうを、なぜかなでしこの家族に振る舞うことになった大垣は…。
今回は、「ゆるキャン」第9話のネタバレあらすじ、感想について、お伝えいたします。
ゆるキャン9話のネタバレあらすじ
わんこ寺「光前寺」
長野の上伊那でソロキャンプの行う志摩リン。一緒にキャンプに行く予定だった各務原なでしこは風邪のため、自宅療養中。
予定した山越えルートが通行止めで、遠回りをしてしまったリン。諏訪湖の南にある杖突峠に立ち寄り、絶景スポットの写真をなでしこに見せてやる。
すると、なでしこがこの先、リンが迷わないように、ナビをすると言い出す。一旦は、断わったがなでしこが可哀想になり、仕方なく伊那と駒ヶ根の観光スポットを調べてナビをしてもらうことになる。
そんなとき、なでしこのことを心配した野クル(野外活動サークル)の大垣千明が見舞いにやって来る。そしてリンのナビは、なでしこと千明の二人でやることになってしまう。
千明が苦手だと言うリンだったが、とりあえず仕方がないので放っておくことにした。
駒ヶ根にリンの好きな犬(わんこ)を祀った寺があるという情報がなでしこから入り、リンはそこへ立ち寄ってみることに。
ナビに従い、リンが向かったのは光前寺。杉の神木に囲まれた参道を歩くリン。途中、熊やイノシシに注意の看板があり、多少身構えてしまう。
一方そのころ、各務原家では、千明が見舞いでもってきたほうとうを、なぜか千明自身が調理して振る舞うことになっていた。
そんなとき、なでしこの母が帰宅して、お腹ペコペコ、あるもの勝手に使っていいから、と言って二人分の分量を作ることになってしまうのだった。
霊犬「早太郎」
光前寺の神殿に手を合わせるリン。この寺には霊犬「早太郎」が祀られており、その昔、この地の民を困らせていた化け猿を退治したとかという言い伝えがある。
その頃、千明がほうとうを振る舞うことになった各務原家では、なんと一家全員が揃ってしまうという信じがたい状況になる。
だがしかし、生粋の山梨県民である千明は、作ったことはないものの、家でいつも食べている絶品のほうとうを作るべく、奮闘する。
やがて、千明が作ったほうとうが出来上がる。そして、各務原一家の反応は、総じて大絶賛。なでしこの姉に至っては、レシピをあとで教えてほしいという。
一方でリンは、光前寺を去ろうかというときに、ふと早太郎の可愛らしい置物が目に留まる。あまりのベビーフェイスの誘惑からは逃れられず、500円もする、その「早太郎みくじ」を手に入れてしまうリン。
旅の仲間が増えたところで、近くに温泉がないか、なでしこにナビを依頼する。すると、近くにこまくさの湯という温泉が見つかったのだった。
通行止めなうパート2
凍えた身体を温泉に沈めて、一気にふやける感じを満喫するリン。露天風呂から見える雪の積もった山を見て、あれを登る人がいるなんてすごいなとぼんやり考える。
温泉で温まったところで、リンは食堂で昼食をとる。注文したのは、ソースカツ丼セット。温泉と食事がセットで1100円とリーズナブル。
ソースカツのソースは、普通のものと違い、甘口でまろやか。そして、大振りなカツで有名な駒ヶ根には珍しく、リンにも食べやすいサイズもいい。
早速、ソースカツ丼の写真をなでしこに送る。ほうとうを食べたばかりなのに、ソースカツが食べたくなるなでしこ。
そのとき、千明のスマホにメッセージが。リンの親友で野クルとも親交のある斎藤恵那からだ。
先日、誘われたクリキャン(クリスマス・キャンプ)に恵那も参加したいとのこと。そこで、なでしこはあることを思いつく。クリキャンにソロキャンパーのリンを誘ってみようというのだ。
腹ごしらえが済んだリンは、本能的に動けなくなり、そのまま居眠りをしてしまう。眠っているリンの夢のなかに、なぜか犬の早太郎を連れたなでしこが登場する。
その夢に起こされたリン。時間はすでにそのとき、午後5時を回っている。今から大急ぎで行っても、キャンプ場まで1時間半はかかる。
そして、暗くなった山道を急ぐリンの前に現れたのは、まさかの、本日二度目となる通行止めの看板だった。
ゆるキャン9話の感想
キャンプブームのなか、深夜ドラマに珍しく、注目を集めているゆるゆる系キャンプドラマ。
原作はコミック漫画で、すでにアニメ化はされている。その後に満を持しての実写化である。
アニメのときからのファンもかなり視聴しているようで、公式ツイッターでも、評価が高い。
そのフォロワーも増え続けており、現在3万を軽く越えている。おそらく、その注目を集めている要因は、ストーリーとキャラを忠実に、しかもオリジナリティも加えているところではないだろうか。
ドラマのロケは、もちろん、実際の場所で撮影されているし、実写だけに絶景が申し分なく堪能できるのがいいと思う。
ちなみに、今回は杖突峠と温泉から見える雪山などは美しく、見るだけで癒やされる。
また、キャストがアニメ化したときのキャラをそのままに、しかもプラスアルファでコミカルさを加えて、演じている。
キャンプファンならずとも、アニメを見たゆるキャン△ファンは、漏れなくこのドラマの沼にハマってしまうこと請け合いである。
かく言う自分もアニメの方はイッキ見済で、その上でではあるが、今回は特にリン役の福原遥の演技が光っていた。
光前寺を訪れ、早太郎みくじを買うところなど、何回も見たくなる場面である。
そんなわけで、2クール継続希望の声もあるなか、おそらくあと3話、全力で楽しみたいドラマである。
ゆるキャン10話のあらすじと予告動画
長野県の陣馬形山キャンプ場へ向かう道中、またしても通行止めに遭遇するリン(福原遥)。しかし、大垣(田辺桃子)のおかげで無事にキャンプ場にたどり着いたリンは、急いでテント設営を済ませる。展望台から伊那の夜景を眺めた後、リンは夕食の準備にとりかかる。
本日の夕食は、ホットサンドメーカーの両面にバターを塗って、肉まんをプレスした“焼き肉まん”。ほうじ茶と一緒に肉まんを堪能していたところ、大垣から電話が。野クルのクリスマスキャンプへのお誘いだったが、リンの回答は…。
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