2月20日の「直撃!シンソウ坂上」は、芸能人を襲った気になる病克服SPと題して二人の芸能人の方が紹介されました。
そのひとりが芸人のキンタローさんでした。
この記事では、キンタローさんが出演した2月20日放送の「直撃シンソウ坂上」で不妊治療が取り上げられた内容ネタバレと感想について、お伝えいたします。
直撃シンソウ坂上(2月20日)キンタローの不妊治療の内容ネタバレ
一人目はキンタロー。(38)さんです。1月28日に第一子を出産した彼女は、不妊治療をしていたそうです。
2015年にテレビ番組ディレクターと結婚。キンタロー。さんは家族というものに強い思い入れを持っていて、結婚 = 子供という気持ちだったそうです。両親がすでに亡くなっている、ということもその思いを後押ししていたのでしょう。
ところがなかなか妊娠できません。医学的に35歳を超えると高齢出産。37歳になったキンタロー。さんは焦り始めます。
彼女は不妊検査に異常がないことを確認していましたが、旦那さんはまだだったため旦那さんも精液検査を受けることしました。
検査結果から、旦那さんに問題があることが分かりました。旦那さんには精子がない、と診断されたのです。無精子症でした。
「もう赤ちゃんを授かれないの?」
キンタロー。さんと旦那さんは、絶望に打ちひしがれます。
悩んだ末、キンタロー。さんは、不妊治療経験のある東尾理子さんに相談します。
東尾さんは最新技術を持つクリニックをキンタロー。さんに紹介してくれました。
東尾さんが教えた「リプロダクションクリニック」は、東京と大阪に拠点を持つ不妊治療専門のクリニックで、全国でも数少ない男性、女性両方の不妊治療を一か所で扱っています。
そこで、藁にもすがる思いで、旦那さんの再検査を行いました。すると、わずかながら精子が発見されます。無精子症の場合でも、検査を繰り返すことで精子が見つかるケースもあるようです。
その精子を凍結保存し、これで安心とおもいきや、次はキンタロー。さんがしなければならないことがありました。
・不妊治療では、妊娠の機会を増やすため、月に1度しか成熟しない卵子を、卵巣を刺激する注射を打ち、卵子の数を増やします。キンタロー。さんは10日間毎日、自分で注射を打ち続けました、痛いし、あざが出来るので打つ場所を転々と変えて打っていたそうです。仕事中がトイレに行って打ったりなど、結構つらかった、とその時のことをキンタローさんは語ります。
努力の甲斐もあってキンタローさんは、一度に38個の卵子を採取することに成功。
いよいよ卵子の中に精子を注入し、受精を待つ顕微授精が行われます。
ちなみに1回の顕微授精で約40万円ほどかかるそうです。しかも保険的適用外・・・
キンタローさんの卵子は無事受精し、順調に育っていきました。11日後、医師から妊娠したことが告げられます。喜ぶ夫婦。本当に良かったですね。
コメンテイターとして番組に登場した三田寛子さんには3人のお子さんがいらっしゃいますが、一人目の時は不妊治療を受けたのだそう。不妊治療を4年続けてようやく妊娠し、出産できたのだとか。
続いては清水宏次朗さん。
1980年代大ヒットを記録したヤンキー映画「ビーバップハイスクール」に主演した清水さんは当時中高生のカリスマでした。
55歳となった清水さんは現在、体の不調で、芸能活動は休止状態だそうです。その理由を探るべく取材がスタートします。
番組の取材で、清水さんにどんな症状が出ているのか聞くと、おおまかには
- 普通に歩くことが困難
- 会話の中でとっさに言葉が出てこないことがある
- 寝ている時に多量の発汗
- 外出がおっくうになり避けるようになった
- 手足の震えが止まらない時がある
- 立ち上がれない時がある
- 飲酒がやめられない
というものでした。本人もこの原因を知りたいと切望しています。
清水さんは番組スタッフの見守る中、都内の病院で検査を受けました。後日、審査結果が出ました。
医師から告げられた病名は、
「不安障害」
でした。
不安障害にとは“慢性的に激しい不安感に襲われる。発刊、息切れ、めまい、手足の震えなどの発作も起こし日常生活に支障をきたす病”なのだそうです。患者数は増加傾向にあるとみられています。
中川家の剛さんやIKKOさんが以前パニック障害になったことがありましたが、これも不安障害の一種とみられています。
また清水さんは不安障害によりアルコールの量が増えたことで、アルコール依存症も併発していました。
こういくケースが意外と少ないそうです。清水さんの場合、
不安障害 → 大量のアルコール飲酒で膵臓へダメージ → 立ち上がれない
という流れで現在の状態になったと考えられます。
ちなみにその治療法として、不安の症状を改善する薬の投与、と医師によるカウンセリングが行われます。薬はSSRIという抗不安薬が用いられます。
清水さんは過去の自分と現在の自分の違い、に対する苛立ちがあって、そのことで将来への不安を感じていたそうです。このまま芸能生活を続けていけるのかと。
「診断結果は素直に認めたくはないけど、先生の指導に従ってアルコールを立つことから始めていきます。」
と治療に専念することを誓いました。
数か月後、番組スタッフは清水さんの様子を見に行きます。清水さんは、治療を続けているそうですが、取材当初のような症状は全くなく、堂々と一人で歩く姿を見ることが出来ました。今後は芸能生活への復帰も考えているそうです。ぜひ応援したいです。
前回の直撃シンソウ坂上の内容ネタバレと感想については、こちらを見てみてください。
直撃シンソウ坂上(2月20日)キンタローの不妊治療の感想
出産を3日後に控えたキンタロー。さんが、東尾理子さんとランチをしながら、理子さんからいろいろ話を聞くというシーンが印象に残っています。
その中で東尾さんからアドバイスがあったんですが、出産のコツではなくて、旦那さんの扱い方についてでした。
石田純一さんと東尾理子さんの間には3人のお子さんがいますが、石田さんは子育てにも協力的。ですが石田さんが、
「3人目でもいまだにおむつを前後ろにはかせたり」
することに一瞬ですが東尾さんはカチンとくるそうです。でもそういう時は、怒りを抑え、感謝の言葉を述べてから、「違うよ」と伝えるそうです。実はこれは旦那さんを教育している模様ww
「子供だけじゃないからね育てるの、旦那さんも育てなきゃならないからね」
そう語る東尾さんにキンタロー。さんは何度もうなずいていました。
母は強し、とはよく言ったもんですが、出産、育児、旦那の教育と女性にはいろいろとやることが多そうです。こういゆ番組見ちゃうともう女の人に頭が上がりませんよね。男も頑張らなきゃなーと思った次第です。何に頑張るかはまだ模索中ですが。