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ドラマ「庶務行員 多加賀主水4」のネタバレあらすじと結末|感想も

連続ドラマ

ドラマ「庶務行員 多加賀主水4」が2月16日夜9時から放送されました。
 
 
高橋克典さん主演の痛快銀行ミステリードラマの第4弾。街の嫌われ者たちが次々と被害に遭う、連続放火事件が発生します。
 
 
この記事では、ドラマ「庶務行員 多加賀主水4」のネタバレあらすじ、結末、感想について、お伝えいたします。

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ドラマ「庶務行員 多加賀主水4」のネタバレあらすじ

第七明和銀行高田通り支店の行員である生野香織は、自身の対応窓口で現金を引き出したご婦人に話を聞く様、入り口付近に立つ多加賀主水に目配せをします。

 

ご婦人が引き出した金額は100万円、詐欺にあっているのではないか?そう思ったからです。

 

主水はご婦人を引き止め、現金の使い途について聞きます。

「振り込め詐欺じゃないわよ。私は教師をやっていて、そんなものには騙されないって!!これはオトリ捜査なのよ。」

「は?オトリ捜査?」

 

いぶかしがる主水を前にご婦人は話を続けます。

「私の教え子からお金を貸してくれって電話があったの。なんか怪しいと思っていたらその後すぐ警察からも電話がきてね。事情説明したらそれは詐欺です。捜査に協力して欲しいので騙されたふりをして欲しいって。」

 

ますます怪しい。ちょうどそこへ主水の友人である高田北警察署の梅沢刑事がやってきました。

「奥様、恐らくはその電話の刑事も詐欺集団の一味だと思います。最近、同じような手口の被害が頻発していますので。」

梅沢に気づいた主水は彼を指差し、

「彼は本物の刑事ですので、そちらにご相談くだ…」

話を遮った梅沢刑事は唐突に、

「多加賀主水さん、放火の疑いがかけられています。話を聞きたいので署までご同行願います!」

開いた口が塞がらない主水は、高田北警察署に連れていかれました。

 

取調室で梅沢から放火事件の概要を聞かされます。主水もよく知る壱岐隆という人物が在宅中に、家に火が回っているのに気づきました。玄関から逃げ出した際、犯人と思われる人物と出くわします。犯人は竹製の松明を持ち、狐のお面を被っており、壱岐に向かって「天誅」と言い放ち、

「高田稲荷の遣いが天誅を下す」

そう書かれた紙を残しその場を去った、というのです。

 

主水は以前、狐の面をかぶって事件を解決したことがあり、梅沢刑事もその事実を知っています。

長年主水と交友のある梅沢刑事は、多加賀が犯人とは思っておらず、取調室に連れてきたのは捜査に協力して欲しい、という話のためだったようです。

 

町内では、手分けして夜回りが行われることになりました。主水も喜んで参加します。

 

夜回りの甲斐もなく、再び放火事件が発生します。場所は町内でゴミ屋敷と呼ばれている八雲宅でした。今回も狐仮面をかぶった人物が現れ、天誅と言い放ち火をつけたようです。

 

主水は夜回り団に参加している司法書士の久住から興味深い話を聞きます。

「こんな噂があるんです。高田稲荷の賽銭箱に懲らしめて欲しい人の名前を書くと高田稲荷の使いがそいつのところに行って火をつけてくれるって言うんですよ。」

 

主水と久住は二件の放火は、共に町内で嫌われている人物の自宅だった。誰かが賽銭箱に入れた名前を元に犯行を行なったのではないか?だとすると次の犯行現場を予測することも可能かもしれない。そう考えた主水は、高田稲荷の住職に頼み、賽銭箱の中を見せてもらうことにしました。

 

賽銭箱にはたしかに人の名前が書かれた紙が入っています。一番多かったのは黒沢と言う人物でした。一斗缶をたたき所かまわずガンガン鳴らすことからガンガン叔母さんと呼ばれています。

 

 

黒沢の自宅への放火に気を配っていた主水たちでしたが、次の放火は大沢というご婦人の自宅でした。

じかし大沢さんは自宅を学習支援ボランティアの場として提供するような人物で、とても人の恨みを買うとは思えません。そのようなうわさも聞きません。

 

主水は放火された場所を見てあることに気づきます。放火された土地は全て一つの区画の角に位置する場所なのです。調べてみると、この区画を五大陸開発という会社が再開発のため、買い占めようとしていることを突き止めました。今回の事件は五大陸開発と何か関係がありそうです。

 

五大陸開発は第七明和銀行の大口顧客であり、営業二課の吉瀬が担当しています。吉瀬は五大陸開発の社長からの圧力で、違法行為ギリギリの手続きを行っているようです、また、吉瀬は二つの放火事件の現場で目撃されており、 主水とともに放火事件に協力する行員の生野は、五大陸開発の社長の命を受けた吉瀬の犯行を疑っています。

 

五大陸開発の社長が第七明和銀行の頭取のもとに現れました。吉瀬のせいで不利益を被った、というのです。弁償する代わりに、大沢さんに土地を譲るよう説得しろ、と言います。五大陸開発に裏切られた吉瀬は真相を明らかにします。

 

吉瀬は嫌なことがあるたびにSNSに書き込んでいました。ある日、狐の遣いを名乗る人物がSNS上で、吉瀬に代わって天誅を下してくれる、というのです。放火の際は○○時に来い、とメッセージが書き込まれます。吉瀬がその時間に行くと決まって狐の面をかぶった男がいて火をつけているのです。

 

壱岐、八雲が放火されたことについては、自身が迷惑をこうむったこともあり、いい気味と思っていたものの、3件目の放火には納得がいきません。そこで吉瀬は、狐の遣いに尋ねます。何故大沢さんが?狐の遣いの返事は恐るべきものでした。

「大沢も見えたないところで悪いことをやっているのだよ。狐さん」

放火現場に映る吉瀬の画像がパソコン上に表示されます。

 

狐の遣いと名乗る人物は、犯行を見に来た吉瀬を犯人に仕立てるべく、撮影し保存していたのです

五大陸開発社長は脱税の容疑で逮捕されてしまいました。しかも五大陸開発はある投資ファンドに買収されてしまったのです。

 

吉瀬のもとにまた、狐の遣いを名乗る人物からメールが届きます。吉瀬は懇意にしている少年をさらわれ、高田稲荷に呼び出されました。狐の遣いは大沢さんの家に火をつけるよう命令し吉瀬に竹のたいまつを渡します。吉瀬は、少年を助けるためたいまつを手に取ろうとしました。がそこに主水が現れます。

 

狐の遣いと主水は互いに竹刀を持ち戦い、主水が勝ちました。狐の面が割れそこには司法書士の久住の顔がありました。

久住は過去にも別の地域で夜回りに参加しながら、放火を行い、住民を退去させることで土地を手に入れていたのです。今回、密告により五大陸開発の社長を失脚させたのも久住、五大陸を買い取ったある投資ファンドも久住の持ち物でした。

 

久住は逮捕され、梅沢刑事に連行されていきました。さらわれた少年も無事助け出されました。

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ドラマ「庶務行員 多加賀主水4」の感想

多加賀主水シリーズもテレビドラマとしては4作目に突入です。

 

・思いもよらない人物が犯人が

・最後に剣術で相手を懲らしめる(殺陣のシーンにヒーローものの影響受けすぎ)

・勧善懲悪

という昭和だったら定番、というストーリー構成。

最近は、最後に伏線回収する様な凝った難解なドラマが多くなってきた気がします。それはそれで面白いんですが、疲れている時にはややきついww

 

その点多加賀主水シリーズは、リラックスして見ることが出来る点が気に入ってます。

 

次回作にも期待してます。

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