スポンサーリンク

直撃シンソウ坂上(2月13日)中村珠緒の内容ネタバレと感想

テレビ番組

2月13日の「直撃!シンソウ坂上」は、中村珠緒さんがメインゲストとして登場しました。
 
 
夫の勝新太郎さんは何かと世間を騒がせた方でしたが、珠緒さんにその時の話を伺います。
 
 
この記事では、中村珠緒さんが出演した2月13日放送の「直撃シンソウ坂上」の内容ネタバレと感想について、お伝えいたします。

スポンサーリンク

直撃シンソウ坂上(2月13日)中村珠緒の内容ネタバレ

勝新太郎さんが世間を騒がせた3大騒動の時、中村さんはどんな行動をとったのでしょうか?

3大事件その1:借金14億円騒動

座頭市など出演作が次々とヒットした勝さんは自分の会社「勝プロダクション」を設立します。が、多額の借金を背負い倒産してしまいます。理由は

1.映画作りへのこだわりから、製作費を湯水のように使っていた。

2.毎晩飲み歩き豪遊したため、資金が底をついた。

この2つが大きかったようです。勝さんと言えば、けた外れの豪遊で有名な方でしたが、なんと飲み歩きで年間1億円以上使ったこともあったのだとか。ヒュー、同伴したいです。

借金の額は14億円。社長が珠緒さんに代わり、会社名も「勝プロモーション」へ変更。

少しでも借金の返済を助けたい珠緒さんは、毎月500万円以上支払いに回していたそうです。すごい額です。どうやってねん出していたのでしょうか?

一つはバラエティ番組への出演でした。もう一つは高級着物販売会社の設立。どちらも大成功で借金の返済は比較的スムーズに進んだそうです。で借金は無事完済へ。

3大事件その2:大麻パンツ事件

1990年、旅行先のハワイで勝新太郎さんは、コカイン所持で現行犯逮捕されます。パンツの中にコカインを隠し持っていたというものでした。

どちらかというとその事実よりも記者会見の模様のほうが話題になりました。

記者「どうしてパンツの中に?」

勝「どうしてって、ズボンだと落ちちゃうから」

勝「これからはパンツをはかないようにしたほうがいいよね?」

さすがというかずるがしこいというか役者ですねw

一方、自宅にいた珠緒さんのもとには警察か訪れます。自宅の家宅捜索が目的です。

珠緒さんは警察を丁寧に招き入れ、

「ごゆっくりお探しください」

とおにぎりを握ってふるまったそうです。おにぎりw

お二人とも肝が据わってますね。

ちなみに勝さんは日本で警察に逮捕されることを恐れ、その後も1年4か月にわたりはハワイに滞在します。帰国後、懲役2年6か月、執行猶予4年を言い渡されます。

「執行猶予4年?おれにとっちゃアカデミー賞もらったみたいなもんだ。」

ちゃかす勝さんでしたが、珠緒さんのほうはメディアの前で平謝り、世間に頭を下げ続けました。

珠緒さんに、この時の気持ちを聞く坂上さんでしたが、

「離婚をしたいと思わなかったし、何の恨みもなかった。どんなことがあっても勝新太郎についていく。」

と珠緒さんは答えます。

当時のインタビューでも

「何を支えに頑張ってきたんですか?」

との問いに

「やっぱり主人が好きだったから」

と話しています。

3大事件その3:世界のクロサワと大ゲンカ

40年前、勝さんは世界的巨匠クロサワ監督と大喧嘩を繰り広げたことがあります。そのことは新聞にも大きく報道されました。

当時勝さんは、クロサワ監督がメガホンをふるう映画「影武者」への出演が決まっており、撮影に際してクロサワ監督の自宅に赴き、あるお願いをするのです。

「自分の演技をチェックしたいので、自分だけを撮影するカメラを1台追加で現場に持ち込みたい。」

これに対しクロサワ監督は、

「俺の映画に二つもカメラは必要ない」

と激怒し、勝さんは映画を降板させられてしまいます。

ちなみに勝さんの代役を仲代達也さんが務め、この映画はパルムドール賞を受賞しました。

映画が公開される前、勝さんは一人堂々と映画の試写会へ赴きます。試写会後、記者たちに映画の感想を聞かれた勝さんは、

「映画人として(この配役は)失敗だったと思う。」

と真顔で答えます。世界のクロサワを前に歯に衣を着せない発言には本当に度肝を抜かれますね。

勝さんがこの映画へ出演が決まった時、試写会には2人で行こうと約束していて、それを楽しみしていた珠緒さんは、テレビでレッドカーペットの模様を見て涙が止まらなかったそうです。

勝新太郎吐血、下咽頭がんと宣告される

64歳を迎えた勝さんは、仕事場で突然吐血します。病院で医師から下咽頭(かいんとう)がんだと告げられます。下咽頭がんは飲酒と喫煙でリスクが高まる病気と言われています。どちらも大好きと言う勝さんは高いリスクを抱えていたのでしょう。

治療として声帯を切る手術を医者に勧めれましたが、勝さんは拒否。役者として、声帯がなくなって生き続けることは死よりもつらかったのでしょう。

診断書を家に持ち帰り珠緒さんの前で、一言「無念」と書き加えます。

珠緒さんは病室に毎日訪れ勝さんの看病を続けます。勝さんが笑顔になるなら、と勝さんが好きなバラエティ番組への出演も増やしていきました。

1年後、看病むなしく勝さんは亡くなり、65歳の人生に幕が下ろされました。

勝さんのお葬式は、珠緒さんの言葉で締めくくられます。

「勝新太郎には病気に勝って欲しかったんですが、負けてしまいました。主人がやりたかったことの1000分の1、いや10000分の1も私には成しえないでしょう。でも、私は精一杯生きて行きたいと思います。二人の子供とともに。」

いつも笑顔の珠緒さんは、この日も最後まで涙を見せませんでした。

スポンサーリンク

直撃シンソウ坂上(2月13日)中村珠緒の感想

中村珠緒さんって結構なお嬢様だったんですね。確かにおっとりした上流階級風のしゃべり方をなさる人ですよね。

明石家さんまさんの「からくりテレビ」でよく拝見させていただいていましたて、ちゃんと問題を聞いてない風の珍発言にいつも爆笑していました。ただの変なおばさんという印象しかなかったんですが、勝さんを笑わせるために出演していたとは。旦那さんを本当に愛していらっしゃったんですね。

勝新太郎さんが亡くなって23年たちますが今でも珠緒さんは彼を愛し続けているんでしょうね。

タイトルとURLをコピーしました