今週金曜日に地上波で放送予定の映画『ナイトミュージアム2』。
大迫力の動く巨大な展示品達や生身の俳優の熱演、広大な博物館など、いろいろな見所のある作品として有名ですね。
そんな作品を彩るのが、多種多様な挿入歌です。『ナイトミュージアム2』はいくつもの有名な楽曲が挿入歌として使用されており、作品を盛り上げるのに一役買っているのです。
今回は、そんなナイトミュージアム2に登場する楽曲について調べてみました。ネタバレはほとんどありませんので、未視聴の方も安心してご覧ください。
ナイトミュージアム2の主題歌
前作ナイトミュージアムではアース・ウィンド&ファイヤーの『September』が主題歌でしたね。80年代を代表する名曲です。
ナイトミュージアム2では、Jonas Brothersによる『Fly With Me』とColdplayの『Life In TechnicolorⅡ』が主題歌として使われています。
エンドシーンとクレジットでそれぞれ使われていますね。
これらの他にも多数の楽曲が挿入歌として使われているのですが、なぜかほとんどのサイトではクレジットされていませんでした。
この記事を制作した際も、詳細が海外の記事にしか書かれておらず、内容の信憑性を調べるのに手間取ってしまいました。不思議ですね。
キューピッドたちが歌った曲は?
劇中、どこからか現れたキューピッド達が歌うシーンがあります。
それぞれアメリア(ヒロイン)とラリー(主人公)がナポレオンの追っ手から隠れているときと、アメリアがラリーにキスをする場面なのですが、その際にどこからともなくキューピット(の彫刻)が飛んできて、2人を祝福するのです。
キューピットはいろいろな歌を披露するのですが、どれも実在の楽曲です。順に紹介していきましょう。
キューピッドの歌一覧
キューピッドが歌ったのは時系列順に並べると
・More Than A Woman(Bee Gees)
・My Heart Will Go On(Ceiline Dion)
・Lovebug(Jonas Brothers)
となっています。カッコ内は原曲の歌手名です。
最初にキューピッドが登場したときに登場した曲がBee Geesの『More Than A Woman』です。
本来なら軽快ながらもゆったりした穏やかなバラードなのですが、劇中ではラリーの言葉を勘違いしたキューピッドがヒップホップ調にアレンジして歌い直すギャグシーンがありましたね。
それからしばらくして再登場したときに、『My Heart Will Go On』を披露します。
曲名だけではわからない人も多いかもしれませんが、この歌はあの大ヒット映画『タイタニック』の名シーンで使われている『愛のテーマ』です。
もはや説明不要な知名度を誇るサビを聞けば、ほとんどの人は思い出すでしょう。
劇中でもラリーが『タイタニックだな』と即座にツッコんでいました。
タイタニックのテーマからJonas Brothersの『Lovebug』に移行して、キューピッド達はフェードアウトしていきます。
ちなみにキューピッドの声(というかこの一連の挿入歌)はバンドグループのJonas Brothersが担当しています。
なお、バンド名に『Brothers』とありますが、これは比喩ではなく言葉通りの意味です。このバンドは3人組なのですが、彼らは本当に3人兄弟なのです。
メンバー同士の不仲により2013年に1度解散しましたが、2019年に再結成し、新曲もリリースしています。新曲は大ヒットしており、日本でもCDが売られているのでこれを機に聞いてみてはいかがでしょうか?
その他の挿入歌
ラリーが逃走する際、終戦を祝うニューヨークの大通りで水兵とナースがキスをしている『勝利のキス』という有名な写真の中に入り込んでしまうシーンがあります。
この場面で流れている陽気なジャズ・オーケストラは『Bugle Call Rag』という曲で、戦前から存在するジャズ好きには有名な作品です。
騒動が解決し、新しく改装した自然史博物館がオープンする場面では『Let’s Groob』という曲が使われています。
前作に引き続き、これもアースウィンド&ファイヤーが手がけた名曲ですね。最近だと『ポプテピピック』でパロディされていたので、若い世代の人でも聞いたことがあると思います。しっとりした雰囲気だった『September』に比べると、かなり明るめの曲調ですね。
まとめ
今回はナイトミュージアム2に登場する楽曲や主題歌を紹介しました。どれもこれも名曲ぞろいなだけに、日本では情報が少ないのが悔やまれますね。
幸いなことに今回の調査でタイトルや歌手をある程度調べることが出来ました。
どの曲も洋楽好きには胸を張ってオススメできる曲ばかりですから、ぜひ劇中で聴けなかった部分も含めてフルサイズでの視聴をオススメします。
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