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実写映画「キャッツ」のネタバレあらすじと結末|酷評でも悪くない

連続ドラマ

年に一度の”ジェリクルムーン”。今宵、たった一匹の猫が選ばれます。

人間に飼いならされることを拒否し、自らの人生を謳歌する”ジェリクルキャッツ”たち。

迷い込んだヴィクトリアになったつもりで、扉の向こうを覗いてみましょう。

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実写映画「キャッツ」のネタバレあらすじ

映画『キャッツ』第一弾予告映像

猫たちが集まる、波止場近くのゴミ捨て場に1台の車が停まりました。ヘッドライトに警戒する猫たち。人間が袋ごと何かを放り投げました。

猫たちが袋を開けると、きれいな白猫ヴィクトリア(フランチェスカ・ヘイワード)が怯えながら出てきました。

今宵は、満月が青白く輝く、年に一度のジェリクル舞踏会。

逆境にも負けず生き抜き、無限の個性と行動力を持ち、人生を謳歌する”ジェリクルキャッツ”たち。

『ジェリクルソングス・フォー・ジェルクルキャッツ』『ザ・ネーミング・オブ・キャッツ』『ザ・インビテーション』この世界のルールや、個性豊かな猫たちが紹介されます。今宵選ばれし猫は、新しい人生を生きることを許されるそうです。

猫には三つの名前が必要とも。まず一つ目は人間が呼ぶ名前、二つ目はそれよりもっと威厳のある名前(猫が誇りを持つために必要な名前)、そして三つめは人間には思いつかないような、自分自身の大切な、誰にも打ち明けたりしない名前。

面倒見の良い兄貴肌のマンカストラップ(ロビー・フェアチャイルド)らが歌います。ヴィクトリアも少しずつ笑顔を見せ、一緒に歌い踊るようになります。

ここからは、エントリー猫たちの紹介が続きます。

『ザ・オールド・ガンビーキャット』 昼間はぐうたら寝てばかり、夜は活発になる太った世話好きなおばさん猫ジェニエニドッツ(レベル・ウィルソン)の登場です。ネズミやゴキブリを飼いならしていて一緒にパフォーマンスします。が、現れたマキャヴィティ(イドリス・エルバ)に連れ去られます。

『ザ・ラム・タム・タガー』 破天荒で自由奔放、そんなところが魅力的でモテモテの色男、ラム・タム・タガー(ジェイソン・デルーロ)が、ミルクバーでメス猫たちをメロメロにします。「去勢でもしてるんじゃないか」と言われるほどのハイトーンヴォイスで歌います。

『バストファージョーンズ:ザ・キャット・アバウト・タウン』 しなやかで黒い毛並み、肥満体の紳士猫、バストファージョーンズ(ジェームズ・コーデン)。町一番のお金持ちでグルメな猫。食べる、食べる、ひたすら食べます。グルメといってもそれは高級レストランのゴミ漁りです。「ここにもごちそうがあるよ」と騙されて、またしてもマキャヴィティに捕まります。

マキャヴィティは、眼光鋭く、顔には傷があり、風貌はまるでギャングです。言葉巧みに猫たちを騙し、邪魔猫は消してしまいます。彼が現れると猫たちはいっせいに逃げてしまいます。

逃げ遅れたヴィクトリアは、

『マンゴジェリー・アンド・ランペルティーザ』 マンゴジェリーとランペルティーザ、仲良しのコソ泥猫に誘われて、人間の家に入り込み、たくさんの宝石を身にまとい歌って踊ります。楽しいひと時でしたが置き去りにされ、犬に襲われそうになるも、ミストフェリーズ(ローリー・デヴィッドソン)に助けられます。

『オールドデュトロノミー』 満を持して登場の長老オールドデュトロノミー(ジュディ・デンチ)。彼女(舞台では男)は、絶対的な神のような存在で、皆が尊敬し、心のよりどころとしています。彼女が今晩、たった一匹の猫を選びます。

『ビューティフル・ゴースト』 ここではよそ者、今まで愛されたこともなく、かよわい怯えた子猫ヴィクトリアが、グリザベラ(ジェニファー・ハドソン)に歌います。かつては劇場の大スター、栄光の道から転落し、路頭をさまようグリザベラに、あなたには美しい思い出があるでしょうと歌います。

『ガス:ザ・シアターキャット』 往年に名をはせたかつての二枚目、名役者ガス(イアン・マッケラン)は、哀愁を漂わせて登場し、全盛期を彷彿とさせるようなワンマンショーを披露します。何度か視線を合わせるオールドデュトロノミーとは、若き日に淡い恋でもあったのかもしれません。ガスも邪魔猫に認定されてしまいました。

『スキンブルシャンクス:ザ・レイルウェイキャット』 鉄道をこよなく愛す働き者でタップの達人。ダンスシーンとしては圧巻の、一番の見せ場です。そしてやはりマキャヴィティにさらわれてしまいます。

『マキャヴィティ』 クールでセクシーなボンバルリーナ(テイラー・スウィフト)が金の粉(マタタビ)をふりまきながら登場します。彼女はマキャヴィティの右腕のようです(ここでのマキャヴィティが発情しているとかいろいろ悪評高いみたいです)。

マキャヴィティは、はるかなる天上の世界に行きたいと強く願っていました。しかしオールドデュトロノミーに「悪者は選ばない」と冷たく言い放たれます。するとなんと、オールドデュトロノミーまで煙にして消してしまいました。

オールドデュトロノミーがいなくては、舞踏会は成り立ちません。

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実写映画「キャッツ」のラスト結末


『ミスター・ミストフェリーズ』 見習いマジシャン(舞台では天才マジシャン)、気弱な感じに見えますがとても優しく、ヴィクトリアのことを気にかけている様子です。マジックでオールドデュトロノミーを取り戻すようみんなから言われて奮闘しますが、失敗の連続です。仲間に励まされ、何度でも挑戦し、ついにオールドデュトロノミーを連れ戻します。全員気持ちが高まり、一つになった曲です。

マキャヴィティの魔術によって連れ去られた猫たちは、波止場のボートの上で鎖に繋がれていました。そして今、反逆に出て、ガスが見張りのグロールタイガーをボートから突き落とし、逃げようとしています。

『メモリー』 言わずと知れた代表曲です。舞踏会に入れないグリザベラの手をヴィクトリアが引いてきます。彼女にいったい何があったのでしょうか。かつての美しさはかけらもなく、重そうに足をひきずりやっとのことで生きているといった様子です。しかし、涙ながらに歌うこの曲には繊細さと力強さがあり、すべての猫を魅了しました。

オールドデュトロノミーは、グリザベラを選びました。シャンデリアのような気球のようなものに乗り、高く高く舞い上がります。朝焼けが美しい空を、どこまでも飛んでいきます。

ヴィクトリアは、「あなたはもう真のジェリクルよ」とオールドデュトロノミーに言われ、嬉しそうにしています。

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実写映画「キャッツ」の感想


舞台を見たことがありませんし、あまりにも凄まじい酷評の嵐に、自分の目で確かめようと思い鑑賞しました。

歌もダンスも最高レベルだし、可憐なヴィクトリアは目が離せないし、どこがそんなにダメなんだろうと思いました。

猫たちみんなそれなりに楽しそうで、どうしてそんなに、今の生活を変えたいのか、天上へ行きたいのかはよくわかりませんでしたが。

ノミニーたちが順番に歌で自己紹介をしていって、最後に優勝者が決まるというだけのストーリーではありましたが、アメリカで酷評されるほど悪くないです。

日本とドイツの二カ国だけが吹き替え版の制作を許されたということですので、吹き替え版での鑑賞もいいかもしれませんね。

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