ドラマ「ゆるキャン」は、あfろ氏による漫画「ゆるキャン」原作で、実写ドラマ化となります。キャンプの知識や経験が豊富な女子高生で、主人公の志摩リンを演じるのは、女優の福原遥さん。
第1話では、ソロキャンプが趣味の女子高生、志摩リンは、今日もひとりでキャンプへ向かう。本栖湖の浩庵キャンプ場へとやってきたリンは、湖畔にテントをテキパキ準備し始める。まったりと一人の時間を過ごすリンはトイレへ向かうと、富士山を見に来て迷子になった女子高生、各務原なでしこから助けを求められる。戸惑うリンだったが、お腹が減ったというなでしこのためにカレー麺を用意することに。
今回は、「ゆるキャン」第1話のネタバレあらすじ、感想について、お伝えいたします。
ゆるキャン1話のネタバレあらすじ
本栖湖・浩庵キャンプ場
女子高生・志摩リンは、週末を利用して山梨県本栖湖・浩庵キャンプ場でソロキャンプを行う。
リンは、キャンプ道具を一式自転車の後ろの荷台に縛り付け、一人早朝から自宅を出て、本栖湖へ向かう。
途中、本栖湖越しに富士山が見えるが、山頂には雲がかかっている。少し残念な気分にもなるが、それもキャンプの醍醐味。気を取り直して、自転車を漕ぐリン。
すると、公衆トイレのベンチに一人の女の子が眠っているのに、気がつく。
この寒い中、屋外で寝るなんて、絶対風邪引くぞと思いつつ、リンはキャンプ場受付でチェックインの手続きを済ませる。
受付を済ませ、キャンプ場へ行こうとすると、男性客が連れた柴犬にしばし癒やされてしまうリン。
早速、キャンプ場へ到着。本栖湖の湖畔にロケーションを決め、誰もいない、シーズンオフのキャンプ場で大自然に囲まれ、大きく深呼吸をして、最高!と叫びたくなる。
このへんにするか、と独り言を言いながら、テントの設営にとりかかるリン。さすがの手慣れた要領で難なく、一人用テントとチェアとバーナー、コッヘルなどの準備をする。
一通り、済んだので、セットしたバーナーで湯を沸かし、温かい即席コーンポタージュを作り、一息つくリンであった。
超古代文明Xの謎
リンは、チェアに座り、「超古代文明Xの謎」という本を読む。気温は5度。友達からのメッセージも届くが、正直寒い。湖畔だから、寒風が予想より体温を奪っていく。
防寒に持ってきた使い捨てカイロもあまり役に立たなくなってきた。
焚き火は、面倒くさいし、煙臭くなるし、肌が乾燥するし火の粉飛んで服に穴開くし、とあれこれ思い悩んでいたリン。
だが、あまりの寒さに、そうも言っていられなくなる。リンは、仕方なく近くの林に入り、火をおこす準備を始める。
まず、天然の着火剤となる松ぼっくりを集める。かさが開いていて、乾燥しているのが優秀で、マッチ1本で火をおこせる。
続いて、薪を集めるリン。なるべく、乾燥した小枝から集めていく。乾燥していないと、時々爆ぜる危険がある。
薪はまとめて買うこともできるが、だいたい300~600円ぐらい。まれに利用料だけで薪を使い放題にしてくれるキャンプ場もあるらしい。
リンは、小枝の次に自前のナタで薪を作る。一通り、燃料の確保は出来上った。
そこで、給水所兼トイレに水を汲みにいくリン。すると、そこでキャンプ場に来る時に見かけた女の子がまだ寝ている。
水汲みから戻ったリンは、早速焚き火にとりかかる。無事、火をおこし、間もなく夜になる。
幾分、眠気を覚えたリンは、さっきの公衆トイレに用を足しにいく。すると、そこに寝ていた女の子が付いてきてしまうのだった。
かがみはらなでしこ
その女の子は、山梨に引っ越してきたばかりで、富士山を見にきたけれど、疲れて寝てしまったという。
そして、スマホももっておらず、家の電話番号もわからない。すると、彼女は空腹のあまり、お腹を鳴らしてしまう。
リンは仕方なく、持ってきたカップラーメンを彼女にふるまう。
あまりに美味しそうにカップラーメンを食べる女の子に呆気にとられながら、女の子はせっかく富士山を見に来たのに、と悔しがる。
それを聞いて、彼女の背後に見える月明かりに照らされた富士山を指差して、彼女は富士山を見ることができた。
彼女の姉に連絡が取れ、車で迎えに来てもらう。礼を言われ、姉に車に乗せられて別れる際、お礼にキューイフルーツを渡され、連絡先を交換するリン。
彼女の名前は、各務原なでしこ。なでしこは、また一緒にキャンプやろうねと謎の言葉を残して去っていった。
りんは、美味しそうにカップラーメンを頬張るなでしこの顔を思い出していた。そして、一回ぐらいキャンプに誘ったほうがいいんだろうかとぼんやりと考えるのだった。
ゆるキャン1話の感想
インドア派の人にとっては、正直とっつきにくいのかなと、身勝手な先入観で見始めたのだが、見てよかった。面白かった。癒やされた。
公式サイトで、はじめて知ったのだが、いまや空前のキャンプブームなんだとか。週末のキャンプ場は大賑わいらしい。
そのブームの火付け役の一端にもなったのが、このドラマの原作コミックとのこと。すでにアニメ化も放映されていた。
それに続いての、待望の実写化。位置づけとしては「ゆるゆる系キャンプドラマ」となる。
実際やってみると、そう簡単ではないのだろうが、それを忘れさせるのが、実写ならでは絶景の描写である。
これは、キャンプに行きたくなっても腰が重くて行けない人にはもってこいの映像ではないか。
キャンプ場に行った気分にさせてくれる。これは、想像以上に癒やしを感じて、感動すら覚えたぐらいだ。
しかも、主人公は女子校生である。現実問題として、未成年がキャンプ場で火をおこすとか、正直どうなの?と思われたが、それはそれドラマということで横に置いておこう。
第一印象では、キャンプという初心者からすると、とっつきにくいし、ともすると、ウンチクばかりで情報過多になってしまいがちである。
そこを、ユルい女子高生を主人公とすることで、幅広く楽しめるドラマになっているのだと思う。
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